なんで俺達まで一緒に暮らさなきゃなんないんだよ。



しかも、待ってる場所がこの大きな家…。




何者だよ佐藤美姫って。






まぁ母さんが幸せになってくれるならいいけどよ。





「なぁなぁ〜秀。美姫ちゃんってどんな子?」




翔が聞いてくる。






「んー。可愛い奴。」






あいつ結構無防備なんだよな…。



話したことはないけど、いつでも笑ってる。



だからついつい目でおってる自分がいる。





「たしかに可愛いよな。」





口を開いたのは龍だ。



「あいつは、見るたびいつも笑ってる。不思議な奴だ。」






龍も見てたのか。


以外だ…。






あいつ…女には興味ないはずなのに…。