ある日。 珍しく部活が早く終わった俺は、早足で家に帰った。 家に入ると… 誰もいなかった。 大概翔がいるんだが…。 遊びにでも行ったか??? 「スースースー…。」 ん??? 誰かいんのか? 寝息が聞こえたため、 自分の部屋に行こうとしてた足を逆方向に向け、リビングの方へ歩きだしす。 「ん〜…。」 そこに寝てたのは、まぎれもなく美姫だった。 疲れた顔して寝てる。 俺は膝をつけて美姫の顔に目線を合わせて座った。