涼「…いつかさ」



瞳「うん?」



涼「いつか平和になって日本に戻れる事になったら…デートしよ?」


瞳「デート?」



涼「うん。遊園地行ったり買い物したり…カラオケ行ったりさ」



瞳「そうだね。あと…ディズニーランドとか?」




涼「あっ、いいね。…2人はもちろんだけど…皆共行きたいね」



瞳「うん。行きたい」



皆で生き残れるかなんかこの状況では分からない…



けど生き残りたい。



生き残って…



また馬鹿みたいに騒ぎたい。




瞳「あっ、そういえば2時間経ったんじゃない?」




涼「えっ?あっ、本当だ。じゃあ次は…富恵達だな」


瞳「うん。じゃあ、行こっか」



ガチャ……



静かにドアを開ける。



瞳「沙紀?起きて沙紀」



涼「富恵起きろよ。」



沙・宏「んっ…」



2人共ほぼ同時に起きた。


瞳「おはよう沙紀。交代の時間だよ」



沙「おはよ…交代ね?分かった」



涼「富恵交代だよ」



宏「了解。じゃあ…行きますか?熊坂さん」



沙「うん。じゃあ、行ってきます」



そう2人が外に出ようとした瞬間瞳と涼は手に持ってる物を思い出した。



瞳・涼「あっ、ちょっと待って!寒いから毛布…」



見事ハモった。



沙紀と宏之はきょとんとしてから笑った。


沙「ありがと♪あんまイチャイチャしないんだよ♪」


宏「助かります〜。まっ、涼ちゃん達の温かさがあるからそんな寒くないか」



2人がからかった。



涼「なっ//からかうなよ」


瞳「本当だよ//」



沙「アハハ。じゃあ、行ってきます」



瞳「行ってらっしゃい」



そう言って沙紀と宏之は前に行った。