涼「いや…だから…その…ね?いつまでもよそよそしいのもアレだし…」



瞳「も…もちろんいいよ?それに…ウチもそれ言おうと思ってたんだ」



本当だ。



ウチは仲良くなった人…特に男子にはちゃん付けされたくないと思っていた。



涼「そっか。なら良かった。…あっ、俺の事も呼び捨てでいいよ?」



瞳「うん。分かった」



涼「じゃあ…よろしく…瞳…」



瞳「うん…涼く…あっ」



ついクセで出ちゃった…



涼「あははっ、最初は仕方ないよ。瞳ちゃ…あっ」



ウチらは顔を見合わせて笑った。