ウチはほっとした。



高速道路なら半日もかからずに辿り着ける。



これなら間に合う!



それに下の道を通るより安全な筈だ。




高速道路乗り場に行くと誰も居なかった。




無人の乗り場を越えて走る。




すると…




遊「誰も…いねぇ」



瞳「えっ!?」



そこには車の残骸しかなかった。



…おかしい。



ウチ等と同じ事を考える人は沢山居た筈だ。



それなのに人が居ないなんて。




宏「…なんかあるみたいッスね…」




涼「気を付けて行こう」




そしてまたゆっくり走り出した。