それから明日の明朝にすぐ移動する事になったので皆、睡眠をとる事にした。



皆の寝息だけが聞こえてくる。




その中ウチは不安で寝られなかった。



たったの5日で間に合うのかな…



起き上がって下に降りる。


みみん家は何気に広く2階にもリビングがあったから変な感じがした。



1階は静まり返ってる。



…まぁ、ウチしか居ないんだから当然だけど。



窓から月明かりが照ってる。



空を見ればいつもと変わらない夜空。



なんでこんな事になっちゃったんだろ…



他の皆は無事…なのかな…



そんな事を考えてた時だった。




「眠れないの?」



瞳「きゃあ!」



驚いて振り向くとそこには涼が居た。



涼くんはウチが叫ぶと「しー」と言った。