遊「話戻すけど…。普通死んだ人間が動き出す事はない。それなのに奴等は死んでる…死者が動いてる…用はゾンビって事になる。常識ではありえない。体の細胞が死んでるのに動いたりするのは。しかも奴等を見てると傷だらけだ。腹に穴が空いてようが喉が食い千切られてようが関係ない。で…考えたんだが…噛まれたらゾンビになる…って事は何かの『ウイルス』に感染してあぁなってるんじゃないかって」



涼「ウイルス?」



遊「そう。おそらく空気感染はしないがかなり感染力が強いウイルスで体内にそのウイルスが入ると理性がなくなったままそのウイルスに体を使われるんじゃないかって仮説を立てた。だったらコレは…」




淳「バイオハザード」



静かに淳志が呟いた。



裕「バイオハザード?あのゲーセンにもある何年か前にゲームになった?」



こくっと淳志は頷いた。