流「こら。駄目だろ、吸っちゃ。怪我だって治ってないし、ここ病室だよ」


と流架が一喝するが祐騎は「うるせーよ。何日吸ってなかったと思ってんだ。やっと抜け出せたんだから吸ったっていいだろ」と言った。


すると…


「ゆーちゃん、駄目だろ〜。るーくんの言う事聞かなきゃ〜」


と声が聞こえた。


祐「いっ…」


祐騎は固まっている。


よく見ると誰かが後ろから祐騎の胸を触っている。


流「く…樟梓さん!」


流架が叫んだ。


瞳「えっ?」


樟「よっ、流架。大丈夫かぁ?」


樟梓と呼ばれた白衣を着た男の人が笑いながら言った。


祐「こ…の…」


祐騎は震えている。


祐「変態野郎がぁ!」


ブンっと殴るが樟梓はそれを避けた。


慣れている。


そんな感じだ。


樟「いやっはっはっは〜。相変わらずまな板だなぁ、祐騎」


祐「黙れ!こんなもん要らねぇ!」


祐騎は怒鳴った。


流「あっ、この人は樟梓さん。前に話した事あったよね?」


樟「あー、お前等が抗体とかウィルスとか持ってるガキんちょか〜。俺は樟梓。、名前の通り薬に対してはエキスパートの化学者だ!!よろしくなっ!」


ニコッと笑って手を出した。


涼「よ、よろしくお願いします」


瞳「よろしくお願いします」


2人は握手をした。


樟「あっ、因みに医者もしてて触診なんかもしてるぜ!」


そう言ってまた祐騎の胸を触る樟梓。


祐「てめー…そこに座れ。いっぺん殺してやる…」


樟「やれるもんなら、やってみろ、まな板〜」


祐「殺す!」


祐騎は樟梓に殴りかかって行った。


涼「あ…ある意味凄い…」

涼はそう思った。


祐騎の胸を触って平然と生活出来るのは多分この人だけだと2人は思った。