瞳「そんなっ!いやだよ!これ以上、誰かが死ぬなんて!」


瞳は目を潤ませながら言った。


涼「なんだよ!それじゃあ、意味ないじゃんか!」


ガンガンとガラスを叩く。


流「そんな…!」


祐「くそ……!」


遊「そろそろ、行った方がいいぜ。アンタ等なら分かるだろ?」


夕「そうだよ」


流「それはっ…」


遊「どんぐらい時間稼げるかわかんねーけど。ここは任せろよ。…こいつらを頼んだぜ」

ニッと笑いながら言った。

フェイラーは半分くらいまで来ている。


流「っ…!」


祐「このクソガキが…」


淳「早く行って下さい!時間が!」


淳志が叫ぶ。


瞳「やだよ!そんなの!」

涼「俺らだって残る!」


2人はガラスから離れようとしない。


祐「くそ!行くぞ!佐野!!」


祐騎は瞳を担いで走った。


瞳「!祐騎さん!離して!」


流「行こう!涼くん!」


流架は涼を担ぐ。


涼「流架さん!っ!」


瞳「夕花!遊志くん!淳志くん!」


祐騎の肩で叫ぶ瞳。


そんな瞳に夕花は「バイバイ!」と言い、3人は手を振った。


やがて3人の姿が見えなくなった。