―その頃、地下3階のホール―


祐「何がともあれ…早くここを脱出した方が良い―…」


祐騎が呟いた瞬間『ビー!ビー!』と言う警報とアナウンスが流れた。


《Warning》

suicidal explosion device operated.

All the members please take refuge immediately.
This is not training.

repeat

suicidal explosion device operated.

All the members please take refuge immediately.
This is not training.

repeat……


同じ英語が繰り返されているようだ。


瞳「えっ?何?」


辺りは警報の赤いランプが点滅している。


流「なんだって!?」


流架が呟く。


祐「ちっ…。やっかいな事になったな…」


祐騎が舌打ちをした。


涼「まさか…」


遊「マジかよ…」


2人もなんとなく英語が分かったようで焦っている。


夕「えっ、どういう事?」

夕花が尋ねると祐騎が口を開いた。


祐「自爆装置が作動した」

瞳「自爆装置!?じゃっ、じゃあ…」


祐「あぁ、とっととここから脱出しないと爆発するって事だ」


流「っ…、どうする!?」


焦る流架に対して祐騎は冷静だ。


祐「今からヘリの要請をしよう。私たちが、任務を遂行させたらすぐに来るって聞かされたしな」


そう言って無線機を出す。

流「それは分かるけど…道なんか分からないんだよ!?」


祐「屋上にぐらいなら行けるだろ」


流「それはそうかもしれないけど……。ちょっと無謀だよ…。俺たちだって万全じゃないし…」


そう流架が言った時だった。


「皆、こっち…、こっちです」


後ろから声が聞こえた。


遊「!? 淳志?」


そこに居たのは片手で胸を押さえながら奥のドアを指差す淳志だった。