瞳「涼…?涼なの!?」


涼「ひ…とみ…?」


涼が片手を顔から離した。

そこに居るのは紛れもなく涼だった。


目の色も元の色に戻っている。


祐「伊坂…!?」


J「なっ…」


流「涼くん…!。!」


流架を押さえ付けていた触手の力が弱まった。



瞳「りょ…う…!」


瞳が涼の胸に抱き着いた。

涼「ハァ…良かった……。無事だったんだね……」


涼は瞳の頭に手をやった。

息を切らしているが、涼はしっかり瞳を抱き締めている。


J(バカな…。なんで意識が戻った!?戻るわけな―…)


Jはハッとして瞳を見た。


瞳の服は血塗れだった。


当然瞳だけの血ではない。

J(そういう事か…!傷口から瞳の血液が体内に入ってウィルスの力を弱めたのか…!それに影響されてヒドラも…!)


ギリッと歯ぎしりをするJ。

J「何してるんだ、涼!早く殺せ!」


Jが叫ぶと涼の体がビクンと大きく跳ねた。