流「瞳ちゃん…!?」


遊「何、言って…」


夕「瞳!?」


瞳「ウチの事は殺しても何してもいい……。でも、ウチだけにして…。これ以上、誰も傷付けないで…お願い」


そう言うと瞳は涼を抱き締めた。


祐「佐野…!ダメだ…。ゲホッ!」


うまく力が出ない。


涼は黙って瞳の肩を掴んだ。


瞳「っ…」


その爪が肩に食い込み血が出る。


それでも、瞳はじっとしていた。


もう死を覚悟していたのだ。


瞳「涼……」


瞳が目を瞑ると涙が零れた。


その時だった。


「グゥ…!?」


瞳「?」


すぐ近くで苦しそうな声が聞こえた。