J「驚いた。まさか、触手の間を掻い潜ってるなんて。でも、残念…。実はね、これくらいになるとヒドラも幼体を作れるようになるんだよ。まぁ、幼体からだと…宿主が死ぬ確率が高くなるんだけどね」


流「!?」


Jがそう言うと触手の1つの先端が割れた。


そこからは小さな食中植物のような白い虫が居た。


グイッ


祐「!?」


触手が下を向いて居た祐騎を上に向かせた。


J「しかも、幼体の場合…口から入れないといけないから色々と面倒なんだよね。でも、まぁ、仕方ないね。幼体だと意識をコントロールするのもすぐだから」

Jはニィと笑った。


触手が段々近付いてくる。

流「やめろっ!」


流架が触手から逃れようとしながら叫ぶとJは楽しそうに「大丈夫、大丈夫。君にもすぐ投与してあげるよ」と答えた。


流「くそっ!祐騎っ…!」

遊「畜生…!」


夕「祐騎さんっ!」


遊志は怪我をして動けなかったのに加え、夕花はさっき遊志が淳志と戦った時に銃を渡してしまっていたのでどうしようも出来なかった。


瞳「…!」


そうこうしている内に触手が目の前まで迫っていた。


祐「くっ……」


祐騎が諦めて目を瞑った時だった。


パァン―…


銃声が響き渡った。