涼は間髪入れずに攻撃してきた。


祐(明らかに早くなってる…が)


流(大振りになって、攻撃が単純化してきてる…これならいけるかも…!)


2人が避けながらそう思っていた時だった。


ベコッ…


足元から嫌な音がした。


ドカッ!


触手が床を突き破って来た。


祐「ちっ…めんどくせぇな!」


腰のポーチからサバイバルナイフを取り出すと祐騎は下から襲ってくる触手を叩き切った。


流「祐騎!気を付けてよ!体内に血のウィルスが入ると大変なんだからっ!」


祐「分かってる!」


そうは言うものの触手からの血が吹き出し、祐騎に付着している。


祐騎はそれでも、構わず触手を次々と叩き切っていった。


その時、祐騎の少し横あたりの床が盛り上がった。


流「!祐騎!」


流架が、祐騎を少し押したのと同時に今までのより太く、先端が丸び帯びている触手が飛び出した。


それが流架の腹に直撃してしまった。


流「ぐっ…!ゲホッ!」


突き刺さりこそしなかったが、かなりの衝撃が流架を襲った。


ただでさえ、さっき押さえつけられて肋骨を数本折っている。


祐「流架!野郎…っ!」


祐騎はその触手を叩き切ってから、涼の後ろに回ってその背中にマシンピストルを撃った。


そのすぐ後に流架も苦痛に顔を歪ませながらマグナムを体にありったけ撃ち込んだ。


バンッ バンッ バンッ…カチッ カチッ…。


両方の弾がなくなった。


ガク…


涼が膝を着いた。


下を向いているので、表情は分からないが今まで1番ダメージを与えた証拠だ。