私…バカだな。


淳志は強い…そんな事、分かってるのに。


きっと私はお兄さんに言う事で自分の口から言うのを躊躇っていたんだ。


伝えた後の淳志を見るのが怖いから。


逃げていたんだ…。


お兄さんに言われて気持ちの整理がついた。


由「…あの、でも…私から言うので…まだこの事は淳志には言わないで下さい。…必ず自分で言いますから」


必ず自分の口から淳志にこの事を伝えよう。


私は…もう逃げない。



遊「由李…。……分かった」


由「ありがとうございます」


もうすっかり暗くなった夜空を見上げる。


由「…綺麗ですね」


遊「…あぁ」


満天の夜空を2人は暫く眺めていた。


だが…そんな会話をした1週間後に由李がその星空の一部になってしまうなんて…誰も予想していなかった。