み「この武器は地下にあったんだ。かなりの量だった。この国が禁止してる武器がこんな所にあんのっておかしくない?」



瞳「たしかに…」




み「それに、最初にあの化物が出たのは3階の女子トイレ。これだってよく考えたら変だろ。3階だよ?…もしかしたら…」




涼「…この学校が元凶?」



みみが静かに頷く。



そんな…ウチらの学校が…?



み「とにかく…。どんな状況にせよ、もう1階や校庭があの状況だ。外部にも奴等は行ってるだろう…。こっからは…ゆっくり休む場所も安心して寝る場所も…てゆーか、安心して進む事さえままならない…。本当のサバイバルになると思う」




ウチは唾を飲み込んだ。




たしかにみみの言う通りサバイバルだ。



食料だって探さなければならない。



瞳「そう…だよね」



宏「あー…マジこんな漫画やゲームみたいな事が起きるのかよ…」



沙「本当…最悪」



夕「恐い…」



裕「でも…」



涼「うん。進まないと。必ず皆で生き残ろう」



7人は頷き合った。




また平和な世界になる事を信じて。