流「ゲホッ ゲホッ!」


体勢立て直す余裕もなかった……。


思いきり叩き付けられ息をする事すら苦しかった。


次の瞬間、ギラッと光ったものが見えた。


流「!?」


咄嗟に体をそらした瞬間、頬に鋭い痛みを感じたとのと同時に真横に何かが刺さった。


それはさっき祐騎が投げたナイフだった。


祐「流架!」


流「ゲホッ…大丈夫っ」


ジャキ…


真横にあったナイフを抜き取り、その場を離れながら言った。


あのスピードでまた投げられたらたまったもんではない。


祐「ナイフが刺さってたのにお構い無しかよ」


流「全く効いてないみたいだ。銃も当たらない…このままじゃ、こっちの身が持たないよ!」


祐「くそっ…!」


2人は、距離を取った。