流「これは?」


瞳「昔からつけてるペンダントなんですが……」


パカッと開けると幼い頃の瞳と両親が写ってる写真があり、よくありそうなペンダントだった。


その横の所を更に開ける。

すると、そこにはさっきの男の子と何かのメモと、青い液体が入ってた。


祐「これは…」


遊「まさか抗体!?」


中に入っていたのは抗体だった。


祐「ちょっとそのメモ見せて」


祐騎がメモを見る。


祐「やはり…これは抗体の作り方…!」


瞳「記憶がなかった時は全く気づかないでつけてたんですが…今、思い出しました。お母さんはこれを肌身離さずに持っててって言ってました。これは、とても大切なものだからって…」

きっと瞳の両親はこの事態になる事を予想していたんだろう。


だから、瞳の中に抗体を作り、尚、抗体の作り方を教える為にこれを瞳に託した。


Jに見つからないように……。