裕「なっ…!?」


右肩を抑えながら後ろに下がった。


肩が切れ、出血してる。


みみは殆ど無傷だった。


裕「う…そだろ…?頭と心臓に撃ち込んだんだぞ!?」

ペッとみみが口から何かを吐き出した。


それはさっき撃ち込んだ銃の鉛弾だった。


そして、そのまま、ありえないスピードで俺の目の前に来る。


裕「ッ!」


バシッ!


触手で殴りつけられる。


裕「ガッ…!」


ドサッ!


シュル…


裕「!?」


冷たい物が首に巻き付いた。


倒れ込んだ俺の首に触手が巻き付いていた。