飛行機が着陸した。



涼「着きましたね」



翼「あぁ。じゃあ、降りようか?」



涼「はい」



俺と翼さんは乗客室に向かった。



裕「久しぶり翼っち!外に出て良い感じ?」




フレンドリーに聞く裕大。



誰にでもあだ名を付けたり気軽に話し掛けれるのは裕大の良い所だ。




翼「あぁ。えっと……」




裕「あー、そーいや俺の名前教えてなかったね!俺は大野 裕大!で、こっちの女の子は俺の彼女の堀北 みみ!それとー……その隣に居るのが佐野 瞳ちゃんで涼ちゃんの彼女!」



そうニッと笑った。



瞳「えっ!?///」



涼「なっ…!///なんで大野がその事知ってんだよ!?///」



み「えっ、マジで付き合ってんの?」




瞳・涼「えっ!?」



ヤバい



墓穴掘った




裕「適当に言ってみるもんだな〜♪でも、涼ちゃんも瞳ちゃんも好きなのバレバレだったからカマかける意味だけどな」




瞳・涼「へっ!?」




み「だから〜。僕、毎回見てて笑うの堪えてたんだからね」




瞳「えっ!?嘘!?」




夕「そんな事どーでもいいから皆の紹介しちゃおうよ」



夕花はいかにもどうでも良さそうに言った。




瞳「どーでも良い!?」




地味に夕花も毒舌だったりする。




裕「だな」




涼「だなっ!?」




み「ハイハイ。分かった 分かった。裕大。続けて」



裕「はいよ」



涼「そんな適当……」




ウチと涼は軽く落ち込んだ。