夕「…アレ?でも…何機か飛行機あるよ?」



瞳「えっ?」



窓から見ると今、飛んでる飛行機とは別に何機か地上にある飛行機があった。



裕「本当だ…。とりあえず滑走路行ってみるか?」



み「そうだね」



――――…



―滑走路―



遊「なんだよ…コレ…」



滑走路は地獄化していた。


あちこちに血の後がある。


淳「…なんか赤っぽいと思ってたけど……血だったなんて…」



夕花は気分が悪そうだ。



瞳「…じゃあ…ここらへんにある飛行機は……」



ゴクッと唾を飲む。




ヴィーン!



その間にもジェット機の音はどんどん近づいてきてる。




裕「この状況で…あんな音が出るものがあったら…ゾンビがどんどん集まって来るんじゃ…」



遊「……飛行機中…見てみないか?」



夕「えっ!?」



裕「危なくねぇか!?」



涼「そうだよ…こんなに血があるのに死体はおろかゾンビが1体も居ないんだよ?奴等が中に居るかもしれないじゃないか」




淳「そうだよ…中に居たらどうすんのさ…今度はさっきみたいな無茶はさせないよ」




皆が反対する中遊志は…



遊「確かめたい事があんだ…」


と静かに呟いた。