遊「うっし…なんとか中のロビーまで来れたな…」



涼「な…なんとか…って…はぁ…」



遊志と淳志と夕花以外、皆息がきれていた。



裕「はっ…なんで…はぁ…こんな走って…んのに…はぁ…平気なんだよ…」



み「はぁ…ゲホッ ゲホッ」



夕「皆しっかり♪」



み「あん…たね…途中で…宇佐美に…おぶられてたじゃ…ないの…」




みみが息を整えながら言った。



すると夕花は「えへっ♪」と笑った。



宏「はぁ…久々に…走った…」



瞳「はぁ…はぁ」



本当…この2人の体力どんだけあるの…



淳「皆さん大丈夫ですか?もう少しで飛行機来ると思いますから滑走路まで頑張って下さ…ゲホッ ケホッ」



突然淳志が口を押さえながら咳き込み始めた。




遊「淳志!大丈夫か!?」



遊志は剣幕を変えて淳志の側まで来て背中を擦る。



遊「薬は!?飲んだのか?」


淳「大丈夫だって…ケホッ…ちょっと気管に入っちゃっただけだから…。心配し過ぎだって」



そう淳志はニコッと笑った。



遊「そうか。良かった…。無理すんなよ」



瞳「えっ…大丈夫なの?」


驚いてるウチ等に淳志くんが説明してくれた。