瞳「うっ…」



静かに目を開けると目の前には涼が居た。



涼「っ…瞳…大丈夫?」


瞳「えっ…大丈夫…って!涼!血が出てる!」



涼の頭から血が出てる。



涼「あぁ…大丈夫…さっき多分そこの救急箱が頭に当たっただけだから…」




遊「いって…夕花!皆!大丈夫か!?」



夕「夕花はかすり傷だよ」


淳「俺は大丈夫」



裕「こっちは3人共…ちょっと積んでた銃が当たっただけだよ」



見ると皆、軽傷のようだ。



淳「それより…早く外に出ないと…」



遊「だな…」



涼「よし…じゃあ、そこの窓から出よう…」


グイッと頭から出てた血を袖で拭きながら言った。



こうして割れた窓からウチ等は外に出た。