「はあー焦る」

少し落ち着いて空を見上げた。


「キレイやな」


とっさに出た独り言。



「何で俺はこんなキレイな空を一人で見ないとあかんねん」


そう笑いながら言って目を閉じていつものように願った。


゙いつか美樹と二人でこの星を見れますように゙



ピン



「いって!」



でこに痛みが走る。


目を開けると美樹の姿。