俺は諦めてベッドに寝転んだ。 そして気付いた。 1枚の写真でこんなにも必死になっている自分を。 「遅れてごめん!」 理沙が手を会わせながら助手席に乗る。 「全然いいよ、お母さん大丈夫か?」 理沙はお母さんと喧嘩してしまったらしく遅れたのだ。 「うん、全然大丈夫。あんなんしょっちゅうやし」 「で、何処いく?」 理沙は行き先を答え少しずつ案内する。