「俺は、いつだってお前の事を見て来た、お前がドンドン綺麗に成って光り輝く女の子になって行くのを、でもお前の事は妹の様にしか見れなかった、ごめんねどう答えれば良いのか判らない」
「良いよ、判っている、言うの止めようと、思っていたんだけど何だか、なんだか、」と、涙を流しながら、
「どうして、なぜ、そんな病気に成っちゃったの、なぜなぜ愛美に頼んだの私じゃなくて、今迄ずっとあんちゃんの事を見て来たし1番知っているのは私じゃぁないの、私はあんちゃんの前に居ただけの妹にもなれない、お人形だったの 」
「潤子ごめんな、お前を傷付けるつもりはないけど、今回入院する時、こんなに酷い事になっているなんて思いもしなかった、でもねあの時なんで愛美に頼んだのかそれは愛美が友達以上の存在に成っていたから、いや違うな、あの時は誰でも良かったんだただほんの少し潤子より愛美の方が近くに居たんだ俺の心の中で」と、言うと    「そうだったんだ私出足で、躓いちゃったんだもう少しだったんだ、大人に成った事をアピールするのが遅かったのね、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あんちゃんに、お願いが有るの聞いてそしたら、これからずっと友達でいるから、一生のお願い」
「なにを、すれば良い」
「私をぎゅっと抱きしめて少しの間で良いから、そしたらいつもの私に戻るから」と、言う、
潤子の隣に座り直すと、ぎゅっと抱きしめながら 「潤子 ごめんな、許してくれ、お前も苦しかったんだな、お前はもっと幸せになれるから、絶対なれるから」と、耳元で囁いた。
「私は、あんちゃんを好きに成って良かった。」


れから、2時間後愛美が帰って来た。
「只今、戻りました」
「お帰り、愛美良く似合うじゃない」と、潤子が出迎えた。
俺は、調度パソコンのメールの返事を書いている所で、手が離せないでいると、愛美が部屋に入って来て、
「ケン、なにしているのネエ見てどう、」と、近づいて来た。
俺は、椅子ごと振り返ると、ポーズを取る愛美がいた。
「なにポーズ取ってんだ。カラーリングしたのか、良い色じゃないか、それに少し切ったのか、かなり軽くなった様に見えるな、良いじゃん良く似合っているよ。」と、言うと
「本当、ありがとう、何だか楽しみに成って来た。ワクワクしてるよ」
等と言いながら暫くはしゃいでいた。