ミッドナイト・ブルー

「そっちは、大分前に入院しても、駄目です。生まれた時から、残念ですだって諦めて」
「そうだたな、諦めて、俺の女に成るしか無いかも」と、言うと
「あっそうなのそれじゃあ、愛人一号に成るしか無いんだそうかって、そんな事で納得するか」
と、一人で漫才をしているを見て 三人でゲラゲラ笑った。
「潤子、そのお金は俺の気持ちなんだ。今まで、してくれた事への、御礼とこれからの、御礼の先渡しだよ。少ないけど、その位しか出せないから悪いんだけど、勘弁してくれ」と、頭を下げた。
「あんちゃん、頭なんか下げないで、そんなつもりでなにかした訳じゃ無いから、それにこんなに良い所に住まわせて貰ってこっちが、家賃と食費払わないといけないのに」と、言う
「そう言わずに、受け取ってくれよ、それに俺達いない間のお金も必要だろうなっ」と、言うと、
「判りました、それなら戴きます」と、言うと仕舞ってくれた。
その日昼過ぎまで、グダグダしながら過ごし午後二時位に、起き出し先日、買ってきてもらった物を積み込みをしていた所に、クラブの中の一人美容室に勤めている、香澄と言う女の子から電話が入り、セットするから直ぐに来る様にと呼び出しが有り、出掛けて行くようにと潤子が、伝えると愛美は出掛けて行った。

まだ、積み込みが終わってないので、残って積み込みをしていると、潤子がやって来て、
「あんちゃん、忙しいかな話しが有るんだけど」
「大丈夫だよ、じゃあそこに座って」と、ソフアを奨め、俺も手を休めた
「あんちゃん、私ね多分今日位しか言えない事が、有るのと、言うか今まで黙っていたんだから、黙っていれば良い事なのかも知れないけど、それも言っても仕方が無いことも判っているけど、言わないでいるのが嫌なの、あんちゃんと私出合ってからもう四年になるね私、あんちゃんに初めて会ったのが15歳の時だったのね、その時は私の事なんて、見向きもしなかったでしょう。見てくれても、今と同じ妹止まりもっと見ていてほしかった、振り向いてほしかった、いつかいつかと思いながら頑張って来たのにただの、一度も無かった本当にあんちゃんの事が、大好きだった、今でも好きです」