マンションの駐車場に、車を停めたのが、11時前だった。車から下りるのさえ怠い煙草に火を付けたが口の中が苦く美味くない、直ぐに消しドアを開けたクーラーボックスとバックを持ち車を降り部屋に向かった。
愛美には電話を掛け家の前で土産を渡し少し言葉を交わし直ぐに、戻って来た。
部屋に入って思い出した愛美に買ってきたブレゼント渡すのを忘れていたしかし『会えない訳じゃ無いからいつでも渡せるさ』と思いベットに横になった。
良く寝た気がする。物凄くスッキリしている。
窓の外は、スッカリ太陽が上がっている。
俺は転がったまま伸びをした。
コーヒーの香がする。
俺は、
「どこの家だ、旨そうなコーヒーの匂いさせやがって俺も飲みたくなったじゃないか」と独り言を言いながら起き上がってキッチンに行こうと、扉を開けるとキッチンに誰か居る
『えっ誰だ』と、怒鳴りそうになって止めた。
そこに居たのは愛美だった。
俺は、落ち着いて、
「おはよう、旨そうなコーヒーの香だ」
「おはよう、来ちゃった」と、言いながら俺のマグカップに、コーヒーを入れ運んで来た。
「良いのか、家空けて来て信一君疑うよ」
「大丈夫、今日から一泊二日で友達と旅行に行くことになっているから」
「それで、信じてくれたの」
「うん、自分も友達とサーフィンに行くから」
「そうなんだ、それで一番聞きたいことなんだけど、どうやって入って来たまずエントランス入れないだろ」
「そう思う、あんなの簡単朝だと、出入りが多いでしょ紛れて入ればいくらでも、それにあんちゃんダメだよ寝るときは、ちゃんと鍵閉めないと、入ってください状態だよ」
「ははは、スゲェなやるじゃん」
「そんな事より、洗濯もうすぐ終わるからどこか連れていってよ疲れてなければ」
「判った、あっ、昨日渡すの、忘れてたこれプレゼント」と、ガラステーブルの上に置いていた包みを、渡した。
受け取ると
「開けて、良いの」
「良いよ」と、言うと
包み紙を開けて中から、箱を出し開けた。
中からキラキラ輝18Kブレスレットを取り出した。
「高かったでしょう」
「たいしたことないよ、これとお揃い」と、俺のを見せると、ニコッと笑うと、腕に付け喜んだ。
洗濯も終わりベランダにほした。
「愛美どこに行きたい、どこでも行くぞ」
「この間、話した所ラン