ミッドナイト・ブルー

と、尋ねて来た。
「メールを見てたんだ、これを帰りにもって帰って信一くんに見せなよ」と、言ってプリントアウトした物を渡した。
「あんちゃんって何でも出来るんだと、俺が座っている膝の上に足を跨いで向かい合わせに座った。
「あんちゃん、こんな可愛い子が居るのに、パソコンと、お友達ですか許さないよ」と、言うとキスをして来た。
「判った、悪かった今消すから少し待って」
「嫌だ、もう待てない」
仕方ない、愛美を抱き抱えパソコンはそのままで、部屋を出てベットルームに入っていった。

翌日、俺はベットで寝ていると、唇に触れる感触で目を醒ました。
愛美が、ベットに腰かけていた。　　　　　　　「あんちゃん、おはよう良く寝てたから、どうしようって考えたけど起こしちゃった」　　　　　「愛美、おはようって、今何時」
「今、え〜と7時かなそれより、早く起きて」
「ああ、何か音楽をかけよう」と、リモコンを取上スイッチを入れた。
ダイニングに、行くとテーブルの上に朝食が用意されていた。
「これ、愛美が作ったのか」と、聞くと、
「そうよ、おかしい」
「いやそんなことないよ」
「じゃ、食べてみて」
「いただきます」と、朝食を食べ終わりコーヒーを飲み終えると、愛美を車に乗せ家に送り届け家に戻りかたずけた。
翌日から車のチューニングに入った。
愛美から家に送って行ったその日からメールがどんどん来る。　　　　　「あんちゃんに、逢いたいよとか、あんちゃん暇だよ、遊びに行きたいなど」　　　　　　　　　「仕方ないから、ショップの方に遊びにきなよ」と、言うとすぐに遊びに来た。　　　　　　　　
俺や、店長と話しをしながら一日過ごし帰っていくその後必ずメールが来る。
「今日は、楽しかったけど、私はあんちゃんが、遠くに感じたよ。
手の届く距離にいてほしいの我が儘なのは判ってるけど、それにみんなの前で、ベタベタしてはダメなのも判ってるけど、それがしたいの。いつか出来るかな？」と、送って来た。
「会いたいのは、俺も同じ、俺の身体は他の所にあっても心は、愛美の側に何時でも居るよ。声が聞きたい時には、電話をすれば聞ける、取り敢えず今度の事を終わらせる事が、愛美と一緒に居れる第一歩だと思う。」
と返して置く。
それから四日後、あるグループと東名高速東京バリヤーの近くに居た。