「うっわぁ...
 綺麗...」



大和くんに連れてこられたのは
とっても夜景の綺麗な場所。




あたしの思い出の場所。





「ここ...」



「思い出したか?」




覚えてるよ、ちゃーんと。


当たり前じゃない?
あたしが大和くんと初めて出かけた場所。


ここはあたしの大切な思い出の場所。





「どうして?」




「ここの夜景が綺麗だったなー
 って思い出してさ。
 陽那と一緒に見たいと思って。」