「未樹...」


桑田くんも抱きしめてくれる…


カゼのせいか抱きしめてくれる強さが妙に痛かった


そのままお姫様抱っこしてベッドへ連れて言ってくれた


桑田くんのしんぞーがドキドキしてる


「ちょっと待ってろ」


桑田くんは何とかおけとタオルを見つけ出した


「冷たいけど...我慢しろよ」


もうっ子供じゃないんだから...


冷たいはずのタオルは桑田くんの暖かさで何も感じなかった


何度も何度もタオルを冷たくしてくれる桑田くんに私は


「ごめんね。」


ただ、ただそう言うしか無かった。