「なんだろ?」 ガサガサ音をたてながら袋を開ける。 ってもう開けるのかよ。 いきなりプレゼントの中身を確認する竜太に、思わず心の中で突っ込む。 一言、何か言うとかさ~… 「…………。」 声がしなくなり、あたしは思った。 あ、反応無い。 まぁがっかりしてるだろーな… そう思い、竜太の顔をチラッと覗く。 ──え? 何、その顔……