「ていゆーこと。ご退場願います。」

「ちょっと待ってくださいよ。簡単に親に言えっていうけどもし言えるなら既に言ってるよ!!」

もう一人の相談者。(貧乏の方)
喜一(キイチ)さんが口を開いた

「だったら何でも屋に言って手伝ってもらえよ。ここは探偵屋だ」

「…」

「あんたらは何様のつもり?自分等が不幸だとでも思ってんのかよ。親に言えないような恋なんてやめちまえよ」

「わかりました。もうあんたらになんか頼みません。行こう!!政人」

そう言って二人とも出ていった

「はぁ…」

長谷川さんは大きなため息をついた

「どしたんですか?らしくないですね」