「すげーっ!!」

「どうしたんですか?」

「見ろ。第十八話のタイトル」

「いりなまさはやた。それがどうしたんですか?」

「名前見てーじゃね?」

「…まぁね。
もしかしてこれがすごいことですか?」

「うん!!」

長谷川は目を輝かせて言った
おまえ今何歳だよ!!

「だって適当にボタン押したらこうなったんだぜ?すごくね?」

「そーっすね(棒読み)」


「つれないねぇ。真之助君。君はこの歴史的発見が理解できないというのかね?」

「別に歴史的発見でもなんでもないしね」

「ま、どの偉人はその時代には理解されてきてないし。仕方のないことか」


「何かキャラ変わってきてません?」

「いいんだよ。真之助君。君が気にしなくていいよ」

「おーい。長谷川さん?」

「ノン!!俺は長谷川ではない
野口谷秀吉だ」

「もう名前の原型すらないよ。
てかはせ…じゃなくて野口谷さん。
真面目に仕事をしてください」

「ノン!!俺は野口谷なんかじゃない
俺は夏目崎巣窟だ」

「…単に仕事したくないだけでしょ?」