「おい、毎年くるあれ。うざくねーか?」

「あれ?」

「年あける度に『あけおめ!!』のメールとかマジでウザいんだけど。」

「まぁ仕方のないじゃないですか」

「仕方なくねーよ。年賀状送ったやつから来たらよけい腹立つし」

「そんな腹立てなくても…。」

「しかもさぁ、なんでマ〇オじゃないんだよ」

「マ〇オ関係ないでしょ!?」

「いーや!!マ〇オないなんてありえねっ!!マリ〇がいない正月なんてリストラされた猿といっしょだ!!」

「例えが意味わかんねーよ!!
しかも猿はリストラされません!!」

「いや、猿はリストラされるぞ。昨日、おれ、猿がリストラされるところみたし」

「どこでそんな光景が見れるの!!?」

「動物園行ったら見れるじゃねーか」

「…いや普通にみれませんよ」

「はいはい。そうッスね」


「ところで長谷川さんは、誰に年賀状送ったんですか?」

「いや。誰にも送ってねーよ」

「じゃあ腹立たなくてもいいじゃないですか!!」

「いちいちうるせーよ!!ビク子」

「何ですか。ビク子って」

「ビックリマークがやけに多い子」

「すっごく略されましたね」

「だろ?俺天才!!」


「一ついいですか?」

「何だよ」

「あなたもビックリマーク多いですよ」


-end-