手のひらの終焉

「オレ達はリャウカに、共に戦って欲しいと思っている。

けれど、

オレ達は相手の血も自分たちの血も流したくはないと考えてるんだ」

無血革命?

この世界にそれが通用するとでも思っているんだろうか。

本気でそう思っているんなら、

とんでもない理想だけ主義者か、

相当な自信とそれを裏付けるだけの組織的な力を持っているってことだ。
 
スクセたちは見るからに前者の方だ。