「ありがとう、話してくれて。
そういうことだったなら
俺頑張れる。
利香の病気を治すのは
俺だから・・・・・。」
「だって・・・・」
思いもよらない
竜平の言葉と頬を包む大きな手
甘えてしまいたくなる
でもまだ・・・
中絶の話が残っていた
「あ…待って…
まだ………」
その瞬間竜平が唇をふさいだ。
「もう言うな。
なんでも話すのがいいわけじゃない。
ここまで話してくれたら
俺はもういい。
こんなにおまえが
悲しそうなのに
まだ悲しくさせる真実なんて
忘れた方がいいんだ。
俺、待つよ。
利香の傷を治すのは俺以外
絶対ない。
他の男には絶対触らせない。」
波の音と船のエンジンの音より
大きな声で
「愛してるから」
竜平ははっきり叫んだ。
そういうことだったなら
俺頑張れる。
利香の病気を治すのは
俺だから・・・・・。」
「だって・・・・」
思いもよらない
竜平の言葉と頬を包む大きな手
甘えてしまいたくなる
でもまだ・・・
中絶の話が残っていた
「あ…待って…
まだ………」
その瞬間竜平が唇をふさいだ。
「もう言うな。
なんでも話すのがいいわけじゃない。
ここまで話してくれたら
俺はもういい。
こんなにおまえが
悲しそうなのに
まだ悲しくさせる真実なんて
忘れた方がいいんだ。
俺、待つよ。
利香の傷を治すのは俺以外
絶対ない。
他の男には絶対触らせない。」
波の音と船のエンジンの音より
大きな声で
「愛してるから」
竜平ははっきり叫んだ。


