「私は処女じゃないの。」
竜平は必死に平静を保つ。
「好きな人がいたのか?」
「ううん・・・。
血のつながらない兄に
犯されて…やっとの思いで逃げてきた。
だから家族と離れてここにいる。」
「兄?」
「怖いの……
男の人が………
竜ちゃんに会って恋をして
竜ちゃんとならきっと大丈夫って
思ってたけど…
簡単に乗り越えることが
できることじゃなかったみたい。」
利香の顔が見られなかった。
「病気なのかな
なおらなかったらどうしよう」
手すりに顔をうずめた。
竜平は必死に平静を保つ。
「好きな人がいたのか?」
「ううん・・・。
血のつながらない兄に
犯されて…やっとの思いで逃げてきた。
だから家族と離れてここにいる。」
「兄?」
「怖いの……
男の人が………
竜ちゃんに会って恋をして
竜ちゃんとならきっと大丈夫って
思ってたけど…
簡単に乗り越えることが
できることじゃなかったみたい。」
利香の顔が見られなかった。
「病気なのかな
なおらなかったらどうしよう」
手すりに顔をうずめた。


