「利香、また仕事が入ってきたんだ。
なんだか怖いくらい順調だからさ
スタッフが足りないくらいだよ。
小さいけど俺だって社長だよ。
大きい会社の社長には
なれなかったけど………
ここは俺のプライドと誇りの会社だ。
利香がそばにいてくれるようになって
俺はほんとついてる。
夢ならさめないでくれってさ~」
洋平は熱く語った。
まさかそれが稔の仕業だなんて
口がさけても言えない。
「頑張ってね。」
洋平を抱きしめた。
ごめんね・・・・ゆるしてね・・・
「今日は利香なんか変じゃないか?」
利香は動揺を隠した。
「朝から少しすぐれなかったの~」
「具合悪いのか?」
「大丈夫、洋平の笑顔見たら治ったよ。」
「じゃあ、もっと完治させてあげようか?」
「やーね~洋ちゃんったら。」
いつものように洋平に抱かれる。
昨日まではその幸せに酔いしれていた。
今夜からは悪魔を振り払うように
必死に洋平にしがみつくんだ
洋平に嘘をつく日々が始まった。
なんだか怖いくらい順調だからさ
スタッフが足りないくらいだよ。
小さいけど俺だって社長だよ。
大きい会社の社長には
なれなかったけど………
ここは俺のプライドと誇りの会社だ。
利香がそばにいてくれるようになって
俺はほんとついてる。
夢ならさめないでくれってさ~」
洋平は熱く語った。
まさかそれが稔の仕業だなんて
口がさけても言えない。
「頑張ってね。」
洋平を抱きしめた。
ごめんね・・・・ゆるしてね・・・
「今日は利香なんか変じゃないか?」
利香は動揺を隠した。
「朝から少しすぐれなかったの~」
「具合悪いのか?」
「大丈夫、洋平の笑顔見たら治ったよ。」
「じゃあ、もっと完治させてあげようか?」
「やーね~洋ちゃんったら。」
いつものように洋平に抱かれる。
昨日まではその幸せに酔いしれていた。
今夜からは悪魔を振り払うように
必死に洋平にしがみつくんだ
洋平に嘘をつく日々が始まった。


