「おかえりなさい」


部屋を開けると
利香が笑顔で出迎えてくれる生活が
もう何日続いているのだろう。


夢ならさめないで



洋平はそう願う・・・・
愛する人がそばにいる人生が
その心の奥には愛する人がいたって
お腹がふっくらしてたって・・・・


利香がいるだけで幸せだった・・・・

でも
 何を考えてるんだろう
そう考えると不安だった。


利香がどういう答えを望んでるのか
理解できなかった。


ただ自分の想いはつのり

抱きしめたい
自分のものにしたい



一生離したくない・・・・・



想いだけは募っていく・・・・・



「美味しい?」
利香が聞く



「すげーウマいよ!!
利香は料理天才だな~
俺最近、太ってきたって言われる。
まずいな~」


利香は笑顔で
「明日からは、ダイエットメニューね。」


夫婦のような会話がうれしい・・・・・