朝から子供たちに熱烈に起こされた。


さっきまで
いたわりながら夏絵を愛してたから
二時間眠っただろうか・・・・・



夏絵はきっと勘付いている


竜平は思った。



自分という人間を恥じた。
二人の女を愛しているのが心地よいことを

夏絵は必死だった。

初期は安静にしなければいけない


竜平との不安定な関係を
堅く結びつけたいその必死さを感じた。


久しぶりに抱く夏絵は
電気が流れているかのように
敏感に反応した。


それが答えだ・・・・・


竜平をずっと待っていたと・・・・



利香の顔が浮かんだ。



 ごめん利香・・・・・・
 もう限界なのかもしれない・・・・


「おとーたま、おんせん!!おんせん!!」


三人の子供たちが
竜平にからみついた。


 これが俺にとっての
 一番守るべき・・・幸せなんだ。