振り向いた女性が利香だと
気づくのに時間がかかった。
「なんのタバコですか?」
タバコケースを指さした。
「ああ、これこれ~~」
お金を払ってお釣りをもらった時
触れた手の感触に
ハッとした。
利香は長い髪をカールして
真っ赤な口紅をつけていた。
「り・・・・」
「ママの白雪です。
こっちの仕事もまかされています。」
「白雪さん!?」
仲間がどやどや出てきた。
「楽しんで行ってくださいね~
今のところ団体さんは
お客様だけなんですよ。」
「じゃあ白雪さんも一緒に~」
「では、後ほど・・・・」
美しく微笑む
「行くぞ~竜平~~~」
竜平は振り向きながら
ボックスに連れ込まれた。
利香は深いため息をついた。
気づくのに時間がかかった。
「なんのタバコですか?」
タバコケースを指さした。
「ああ、これこれ~~」
お金を払ってお釣りをもらった時
触れた手の感触に
ハッとした。
利香は長い髪をカールして
真っ赤な口紅をつけていた。
「り・・・・」
「ママの白雪です。
こっちの仕事もまかされています。」
「白雪さん!?」
仲間がどやどや出てきた。
「楽しんで行ってくださいね~
今のところ団体さんは
お客様だけなんですよ。」
「じゃあ白雪さんも一緒に~」
「では、後ほど・・・・」
美しく微笑む
「行くぞ~竜平~~~」
竜平は振り向きながら
ボックスに連れ込まれた。
利香は深いため息をついた。


