「やめて・・・・・」
利香はそう言いながらも
体を離さなかった。
「利香・・・・ごめん・・・・」
「いいの・・・・
私も竜とは別れなくちゃって
ずっと思ってたけど言えなかったから・・・
辛かったけど
もう大丈夫だから・・・・
仕事も楽しいし
安心して・・・・・・
兄のことではごめんなさい。
おじさまも突然だったんですってね。」
「利香・・・いいんだ
そんなこと・・・・
だけど幸せなのか?今・・・?」
利香は静かに体を離した。
「ええ・・・
幸せだから安心して・・・・。
会わなかったことにしてね。
せっかく忘れたのに・・・・
もう声をかけないでね。」
利香は去って行った。
追い掛けて抱きしめたい衝動をおさえた
追いかけたら
それからどうする?
「もう離さない」
そんなこと言える立場じゃない・・・・
抱きしめたぬくもりに
心の片隅に眠っていた想いが
炎となって燃え始めた・・・・・
利香はそう言いながらも
体を離さなかった。
「利香・・・・ごめん・・・・」
「いいの・・・・
私も竜とは別れなくちゃって
ずっと思ってたけど言えなかったから・・・
辛かったけど
もう大丈夫だから・・・・
仕事も楽しいし
安心して・・・・・・
兄のことではごめんなさい。
おじさまも突然だったんですってね。」
「利香・・・いいんだ
そんなこと・・・・
だけど幸せなのか?今・・・?」
利香は静かに体を離した。
「ええ・・・
幸せだから安心して・・・・。
会わなかったことにしてね。
せっかく忘れたのに・・・・
もう声をかけないでね。」
利香は去って行った。
追い掛けて抱きしめたい衝動をおさえた
追いかけたら
それからどうする?
「もう離さない」
そんなこと言える立場じゃない・・・・
抱きしめたぬくもりに
心の片隅に眠っていた想いが
炎となって燃え始めた・・・・・


