「ありがとうございます。
これはアイスバーグと言います。」
よろけかけて
竜平は思わず腕をつかんだ。
「あ、ごめんなさい!!失礼いたしま……」
仲居が顔をあげた瞬間
時がとまった・・・・・・
「り・・・・りか・・・・・?」
「あ………」
利香の顔が強張っていた。
「利香・・・!!」
「あ…なんで……」
美しい顔が歪んだ……
「ここにいたんだ・・・・・
みんな心配している・・・・・・」
こんなところで会えるなんて・・・
突然の再会に
竜平の胸は高鳴った。
利香はまた一段と美しさを
増していた。
透けるような白い肌も
白い花弁と同じ
夕日に赤く染まる・・・・
「どうして・・・」
「旅行で来てるんだ。
俺もまさか・・・こんなところで・・・」
二人の動揺は隠せなかった。
「ご家族と?」
利香の目がうるんできた。
「いや友人たちと・・・・・」
少しホッとした顔を見せた。
「いい旅館ですから
疲れを癒して楽しんでくださいね。」
頭をペコリと下げて
通り過ぎようとした利香を・・・・・
思わず引き寄せた。
これはアイスバーグと言います。」
よろけかけて
竜平は思わず腕をつかんだ。
「あ、ごめんなさい!!失礼いたしま……」
仲居が顔をあげた瞬間
時がとまった・・・・・・
「り・・・・りか・・・・・?」
「あ………」
利香の顔が強張っていた。
「利香・・・!!」
「あ…なんで……」
美しい顔が歪んだ……
「ここにいたんだ・・・・・
みんな心配している・・・・・・」
こんなところで会えるなんて・・・
突然の再会に
竜平の胸は高鳴った。
利香はまた一段と美しさを
増していた。
透けるような白い肌も
白い花弁と同じ
夕日に赤く染まる・・・・
「どうして・・・」
「旅行で来てるんだ。
俺もまさか・・・こんなところで・・・」
二人の動揺は隠せなかった。
「ご家族と?」
利香の目がうるんできた。
「いや友人たちと・・・・・」
少しホッとした顔を見せた。
「いい旅館ですから
疲れを癒して楽しんでくださいね。」
頭をペコリと下げて
通り過ぎようとした利香を・・・・・
思わず引き寄せた。


