「送っていくよ。」
竜平は夏絵の制服のブレザーを
着せた。
「トモにも久々に触れたいし……」
夏絵は竜平がとめるボタンを
じっと見ていた。
「大丈夫?まだ痛む?」
夏絵は首を振った。
「なんだか……夢みたいで……
私の大事なものを大好きな人に
あげられて女の子として
とても幸せだって……」
「俺もへたくそだからごめんな。」
「そんなことないもん。
うれしかった、夏絵が初めてだったって。
リュウの初めてを
夏絵もいただけて…幸せ。」
「いただけてって……」
「もっと、もっと知りたい。
リュウに教えてもらいたい。」
「バカ、そんなこと言ったら
また制服脱がすからな~」
必死でコートを着せる。
真っ赤に染まったシーツを二人で
見ていた。
「シーツ買ってこよう~
まずいもんな~」
そう言って夏絵の額にキスをした。
戻れない・・・・・
もう利香への後ろめたさはなかった。
竜平は夏絵の制服のブレザーを
着せた。
「トモにも久々に触れたいし……」
夏絵は竜平がとめるボタンを
じっと見ていた。
「大丈夫?まだ痛む?」
夏絵は首を振った。
「なんだか……夢みたいで……
私の大事なものを大好きな人に
あげられて女の子として
とても幸せだって……」
「俺もへたくそだからごめんな。」
「そんなことないもん。
うれしかった、夏絵が初めてだったって。
リュウの初めてを
夏絵もいただけて…幸せ。」
「いただけてって……」
「もっと、もっと知りたい。
リュウに教えてもらいたい。」
「バカ、そんなこと言ったら
また制服脱がすからな~」
必死でコートを着せる。
真っ赤に染まったシーツを二人で
見ていた。
「シーツ買ってこよう~
まずいもんな~」
そう言って夏絵の額にキスをした。
戻れない・・・・・
もう利香への後ろめたさはなかった。


