「うちだって・・・・
そうだったじゃない・・・・。
あなたが間違いを犯さなければ
こんなことになってなかった。」
利香の鋭い言葉に
一瞬言葉を失って・・・
稔は吹き出した。
「間違い?じゃないよ。
俺は自分に素直になっただけだ。
兄という俺を見るおまえがプレッシャーだった。
いつも男の自分と闘ってきた。
心を隠して兄として
見守りたい気持ちと
抱きしめて自分のものにしたい
その狭間かな・・・・
利香が悪いんだ・・・・
俺をずっと悩ませてきたから・・・・」
「お兄ちゃんでいてほしかった。
理想のお兄ちゃんだった。
そうしてくれたらこんなに憎んだり
おかあさんを犠牲にすることも
なかったのに・・・・・」
「犠牲って?
おかあさんが?
ぶはははは・・・・・」
腹を抱えて笑う稔に思わず立ち上がって
ビンタをした。
そうだったじゃない・・・・。
あなたが間違いを犯さなければ
こんなことになってなかった。」
利香の鋭い言葉に
一瞬言葉を失って・・・
稔は吹き出した。
「間違い?じゃないよ。
俺は自分に素直になっただけだ。
兄という俺を見るおまえがプレッシャーだった。
いつも男の自分と闘ってきた。
心を隠して兄として
見守りたい気持ちと
抱きしめて自分のものにしたい
その狭間かな・・・・
利香が悪いんだ・・・・
俺をずっと悩ませてきたから・・・・」
「お兄ちゃんでいてほしかった。
理想のお兄ちゃんだった。
そうしてくれたらこんなに憎んだり
おかあさんを犠牲にすることも
なかったのに・・・・・」
「犠牲って?
おかあさんが?
ぶはははは・・・・・」
腹を抱えて笑う稔に思わず立ち上がって
ビンタをした。


