「検査入院させた。
最近具合が悪そうだったから
それで急きょ、私が来たんです。」
先生に資料を渡す。
「利香さんの場合は、どこに受けされても
大丈夫だと思います。
最初は、H大志望で
ここも九割がたいけると思います。」
「母も戻ることを願ってます。」
「戻らないから。」
利香は強い口調でそう叫んだ。
「先生、こんな感じでなかなか
妹と話せてないので
私しばらくこちらにいますので
もう一度時間とって下さいますか?
ゆっくり話してみますから。」
「私もそうしてもらった方が
たすかります。」
先生・・・・
こいつは・・・・
「行こう、利香。」
「御苦労さまでした。
大槻、ちゃんと話合えよ」
先生は廊下の向こうに消えて行った。
最近具合が悪そうだったから
それで急きょ、私が来たんです。」
先生に資料を渡す。
「利香さんの場合は、どこに受けされても
大丈夫だと思います。
最初は、H大志望で
ここも九割がたいけると思います。」
「母も戻ることを願ってます。」
「戻らないから。」
利香は強い口調でそう叫んだ。
「先生、こんな感じでなかなか
妹と話せてないので
私しばらくこちらにいますので
もう一度時間とって下さいますか?
ゆっくり話してみますから。」
「私もそうしてもらった方が
たすかります。」
先生・・・・
こいつは・・・・
「行こう、利香。」
「御苦労さまでした。
大槻、ちゃんと話合えよ」
先生は廊下の向こうに消えて行った。


