保健室で…



「失礼しまぁーす!
剣崎先生ぇー!!!
岡崎が、ぶっ倒れた。」



「うるせぇー!!
静かにしてろ、糞ガキ。」



あれ?
いつも先生の前では猫かぶりのアイツが、ため口?


あたしのことも“さん”付けじゃないし………
どんな関係だよ!









「……んで、病人はこいつか………って、めちゃくちゃ可愛い子じゃん♪
この学園にも居たんだな?
美少女って奴(笑)
………うしッ、まず熱測るか。
おら、遼太郎!!
可愛い子チャンをソファーに降ろせ!!!」




「……わかったよ。
大丈夫か???
岡崎…………」


心配そうな、アイツの声にまた心臓がドキドキと波打った。


『……へ、平気だ。
………ここまで、ありがとう。
……お、お前は、授業に戻れ。』




「嫌だよ?
岡崎が心配だし………???
なぁ、いいだろ?
剣崎先生。」




「……俺には、関係ない事だし?
勝手にすれば?」




え゛、剣崎先生って教師なのか………適当だな。