―美依の部屋―



俺は、そっと美依をベッドに寝かせ、布団をかける。





─────そーいえば、昔話にあったよな。
お姫様が眠っていて、王子様がキスして起こすってやつ………


それなら、こいつは眠り姫だな(笑)
ジャージの姫サマ(爆笑)






『………んッ。
……さな…だ……りょ……うた……ろ……の馬鹿…』


「……ぷっ!
寝言でも、俺への文句かよっ(爆笑)
────つーか、馬鹿はお前だろ?」






俺は、笑いながら美依の顔に自分の顔を近付けた。







そして…………───────────