『そうだよ??超緊張したのになぁ・・・やっぱ、心さん??俺じゃぁダメ??』

うわ、上目づかいは禁止だよね。でも、なんでだか那央には壁を作らなかった自分がいた。もしかしたら那央のこと好きなのかも知れないと、、、、思った。


-チュッ-


『え??紫音?』


「フッ。なぜか那央には壁を作ってなかった。多分、心を許せてたんだと思う。こんな事は心以来で、今さっき心からの手紙を読んでふっきれたと思う。しかも、那央の、ただ、“紫音のために死んだ”んだよ。って言われて、泣きそうになった。うれしかったんだと思う。だから、これからもっと好きになる。そういうことで、付き合って。」


『え?紫音本当??』


「ホントっつてんだろーが!何回も言わすなボケッ!」


-ちゅっ-


今度は那央からの幼稚なキスだった。

『ねぇ、本当の紫音は普通の女の子なんだね。』

「えっ?那央も言った。」

『どういう意味??』

「心も、雄介もそう言ってた。多分好きな人にしか見せないんだと思うよ。」

『(うわ・・・無意識\\\)ねぇ、襲うよ??』

「いいよ?那央なら(笑)」